2025年骨太の方針

2025年6月13日、「経済財政運営と改革の基本方針2025 ~「今日より明日はよくなる」と実感できる社会へ~」(骨太方針2025)が経済財政諮問会議での答申を経て、閣議決定されました。

内閣府ホームページをご参照ください。→https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2025/2025_basicpolicies_ja.pdf

55ページに及ぶ資料のため、歯科保健の分野を一部抜粋します。

〇28ページより抜粋↓

(防災・減災・国土強靱化の推進)の一部にて以下

災害時における事業継続性確保を始めとした官民連携強化のため、サプライチェーンの強靱化、土地利用と一体となった減災対策、船舶活用医療提供体制の整備139、医療コンテナ活用、歯科巡回診療や被災の災害医療システム活用等の推進による医療の継続性確保、制度的対応も含めた災害廃棄物処理体制の充実等に取り組む。

〇41ページより抜粋↓

糖尿病と歯周病との関係など全身の健康と口腔の健康に関するエビデンスの活用、生涯を通じた歯科健診(いわゆる国民皆歯科健診)に向けた具体的な取組、オーラルフレイル対策・疾病の重症化予防につながる歯科専門職による口腔健康管理の充実、歯科医療機関・医歯薬連携などの多職種連携、歯科衛生士・歯科技工士の離職対策を含む人材確保、歯科技工所の質の担保、歯科領域のICT活用、歯科医師の不足する地域の分析等を含めた適切な配置の検討を含む歯科保健医療提供体制構築の推進・強化に取り組むとともに、有効性・安全性が認められたデジタル化等の新技術・新材料の保険導入を推進する。また、自立支援・在宅復帰・社会復帰に向けたリハビリテーションの推進に取り組む。

 歯科衛生士として勤務しているとき、患者さんのためにと思い働いていると思います。しかしながら私たち歯科衛生士は国家資格であり、国の施策により、勤務環境も良くなることがあります。国家資格であることに誇りを持ち、そして国の施策にも少し目線を向け、もっともっと高い理想も掲げ歯科衛生士に大きな未来と夢を持っていたいと、日本歯科衛生士連盟は考えています。

 歯科衛生士の皆さん、活動にどうぞご協力ください!!